僕が大学に入学したのが1990年なのでそれから数えると今年の4月で31年前ということになります。31年経って自分が大学1年生だったらどう考えどう行動するかを考えてみました。
パスがもらえたら成功
まず、パスがもらえたら成功だと思うんです。だから全力でパスがもらえるようにします。そのためには、観察する必要があります。
そもそもバックハンドとかサイドスローとかフォースミドルとかバックアップとか、そういった類のことは知らなてもいいけれど、ここで投げるんだとか、あそこに投げるんだとかという情報はキャッチできるはず。
そんで、一番上手な人も探せる。一番上手な人からパスがもらえたら相当な成功になりますよ。
パスって信頼な気がする
パスって信頼な気がするんです。信頼しているから投げてくれる。だからこそ、投げてもらえるタイミングで投げてくれる場所に走る。そして投げてもらう。
あとは死ぬ気でキャッチする。そこができないと次に投げてもらえない。そこは死守。なんならキャッチこそすべてって言い換えてもいい。それくらい大事。キャッチできないと絶対に試合出れない。
全力で頼る
「キャッチしたとしても投げれないからもらいに行かない」って人がいるけど、もったいない。だって1年生の時は投げれなくて当然。投げれないことを言い訳にしていいんだから、思い切ってパスをもらいに行くべきです。そして全力でキャッチしたら、全力で先輩を探して、助けに来てもらいましょう。そうすることでさらに信頼が増します。ここで前に投げて失敗しようもんならコツコツと築き上げてきた信頼はガラガラと崩れ去ります。
先輩は信頼されてなんぼ
先輩を経験した立場だから言えることですが、先輩は信頼されてなんぼです。信頼されることで、先輩としての威厳が保たれ、存在感が増します。その存在感を築き上げることも後輩の役目ではないかと思っています。
もちろんやみくもに存在感だけを増すことが必要なわけではなく、信頼という確固たる礎があってこその存在感でしょう。威張るだけの先輩ではいけません。
笑顔は人を笑顔にする
笑顔は人を笑顔にします。楽しくしていると楽しそうにしてくれます。そういうもんです。苦虫を嚙み潰したような人には誰もついてきません。
楽しそうに走る回る。楽しそうにキャッチする。これこそ1年生が力を発揮できるポイントです。試合でつらい経験をしていないからこそ、新入生という存在がチームを活気出させてくれるのです。それは間違いない。その活気こそがチームをさらなる高みに導きます。
声は8人目のプレーヤー
たとえ間違っていても声は出した方がいいです。バックアップ、サイドアップ、スローを投げた時のアップコール、誰が持っているか、どこが危ないか、全部を言う必要はないですが、最低でもスローを投げた時のアップコールは絶対に言うべきです。
声を出すことで、なんとなく傾向がわかってきます。味方のプレーと相手のプレーの傾向です。ロングシュートを狙いたいのか、展開をしたいのか、インサイドを攻めてくるのか。そういうことも声を出すことで知ることができます。
寝よう
僕が入学したころ、同級生がたくさんいました。20人くらいはいたでしょうか。何せ全体で100人くらいいましたので、大所帯でした。でもケガで辞めていく、もしくは戦列を離れる人は多かったです。
ケガの原因は様々でしょうが、アップ不足よりもケア不足が多かったのではないかとふんでいます。それも徐々に疲れがたまっていく感じです。
なれない一人暮らし、勉強、バイト、アルティメット、恋愛、麻雀など、大学生にはたくさんの時間が必要です。それをこなすには睡眠を削るしかない。寝ないで麻雀をするしかないのです。
だからこそ、寝てほしいと思います。寝て疲れをしっかり抜いてほしい。もちろんストレッチなども必要でしょうが、寝ることです。真剣に寝てほしいのです。寝落ちなどもってのほかです。
真剣に誠実に
真剣にそして誠実にアルティメットと向き合ってほしいとも思います。この2つは仲間を呼んでくれます。いわゆる「同じ釜の飯を食った仲間」です。
大学では、この仲間を得ることがすべてといっても過言ではないと思っています。
僕が田舎に帰ってきて、農業を始めるときに、始めることができたのは、仲間がたくさんいたからです。苦しいときに助けてくれる仲間がいたからこそ、農業という選択ができました。
真剣に誠実に。
以上のことを胸に日々過ごしてほしいと思いました。
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