宿泊を伴って開催される大会としては初めてくらいの試みだと思いますが、7月10-11日に茨城県鹿嶋市にある鹿嶋グリーンパークにて株式会社クラブジュニア主催の2021UNG関東大会に行ってきました。
理由は独協大学WAFT!で息子が出場したためです。
息子がお世話になった獨協大学WAFT!は7チームリーグの初日を2勝1敗で終え、日曜日はリーグを3勝し、なんと決勝進出!
決勝では惜しくも0ー2で敗れたとはいえ、予選リーグで圧倒的な点差で勝ち進んできた早稲田大学SONICSに大健闘しました。
さらに息子は敢闘賞をいただけ、華々しいデビューを果たしました。親バカですが最高のスタートとなりました。
さて、これからが本番です。
レベルアップしている
確実にレベルアップしていると感じました。娘が1年生の時なので3年前に応援に行った時もそのレベルの高さに驚いたのですが、それをはるかに超える全体的なレベルのアップを感じました。その一番がSOTGの高さだと思います。あとで強烈なことも書きますが、全体としては非常にクリーンな試合が多かったと感じています。
アンダーを着すぎている
ユニフォームにしたに着るアンダー。日焼け止めにも擦り傷予防にもなるのですが、僕はアルティメットにはいらないと思っています。それは、熱中症になりやすいからです。ただでさえ激しい運動を長時間するのにかかわらず、アンダーは熱を逃がしません。おそらく熱を逃がすタイプのものもあるのでしょうが、たいてい学生が着れるものはそのレベルにはないことは明白です。
仮に試合中着ていたとしても、試合後は脱いで全身に血液を循環させ、疲れを取るべきです。そうでないとせっかく培ったパフォーマンスが著しく低下してしまいます。
実際に熱中症になっていた選手はアンダーを上下で着ていました。
トレーナーが必要
これだけ激しい競技にも関わらず、客観的に体をサポートする人がいないことははっきり言って問題だと思いました。高校までスポーツに取り組んできた人ならまだしも、たいていの人は普通の人なので専門的にきちんと判断できる人をチームで帯同させるべきです。もし金銭的に厳しい場合はOBOG会もしくは学校と相談すべきです。
コーチも必要
男子で優勝した早稲田大学にはコーチがいました。やはり伝統を守るべく、哲学を浸透させるにはコーチの存在が不可欠です。こちらもトレーナーと同様にOBOG会や学校と相談して帯同してもらうべきです。
SOTGに関して
冒頭で全体的にSOTGが高かったと書きましたが、決勝で対戦した早稲田大学は非常にお粗末でした。TOしてオフェンスに移る場合、ディスクの前に立って、サングラスをいじったり、指示をしていたり遅延行為も甚だしい。
ディスクを取りに行った際、衝突があり、獨協大学の選手が足を踏まれ、インジャリーでコートの外に出た際も、サングラスを気にしていたり、試合後もその選手にところに謝りにもいかず、コーチがいたにも関わらず、コーチはそれに関して何もなし。
女子の試合中に、ファールがあり、選手が困っているのを見つけると試合中にも関わらずコートに入って話をしてきたり、自分のチームのストールアウトは見逃す。
勝ちにこだわっていることは重々承知できますが、ルールを無視し、誰も指摘しないことをいいことに野放図的な姿勢が見られました。
これには思わず、そのコーチに問いただしてきました。試合中にサイドラインの人が、コーチであれ選手であれ、意見を言うことはできませんし、ましてコートに入っていくことは酷すぎる。
試合中に間違っていたら、サイドラインに来た時にまず伝え、全体にも伝えることがコーチの役割だと思います。試合に勝つ方法だけが教えることがではないはず。
ゲームアドバイザーの活用を
そういう意味ではゲームアドバイザーの活用は積極的にすべきだと思いました。彼らに尋ねることはできますから。
ルールテストを必須に
ゲームアドバイザーの活用も必要ですが、審判がいない以上、自分たちでルールを知り、少なくても年に一度はルールテストを受講すべきです。むしろルールテストを大会参加の条件にしてもいいのではないかとさえ思っています。
最後に
実名を出して公表することには抵抗がありますが、優勝常連校である彼らには模範となるべきと考えています。彼らが次の日本のアルティメットを作っていくのですから。彼らにはその責任があると思っています。もちろん僕らにも。
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